リクヴィダートルを対象としたロシア国立医学線量レジストリの線量測定データ

著者：ピトケヴィチ　V.A.、イヴァノフ　V.K.、ツィブ　A.F.、マクシュトフ　M.A.　ほか
典拠：雑誌Радиация и риск（放射線とリスク）（国立放射線疫学レジストリ）、1995年
キーワード：測定線量データ、作業員

要約：チェルノブイリ原子力発電所事故作業員の測定被曝線量に関するロシア国立医学線量レジストリに収集されたデータの詳細な説明を初公開。公的な研究データを基に作業員が負った被爆線量の評価を図る。作業員125771 人（作業員人数全体の７９．１％）のデータを分析した。

URL:http://cyberleninka.ru/article/n/dozimetricheskie-dannye-rossiyskogo-gosudarstvennogo-mediko-dozimetricheskogo-registra-dlya-likvidatorov

医療被ばくの安全性の問題に対する放射線疫学の可能性

タイトル：医療被ばくの安全性の問題に対する放射線疫学の可能性

著者： ツィブA.F.,　イワノフV.K.,　ビリュコフA.P.

典拠：「放射線とリスク」2008年17巻No.2

キーワード： 放射線治療、放射線テラピー、リクビダートル、放射線疫学的分析

概要：最新の放射線疫学研究により、放射線治療と放射線テラピーの安全性問題における放射線疫学的分析の手段と方法の活用における基本的な可能性が論証された。チェルノブイリ原発事故の医学的研究により、放射線治療における線量評価につながったとしている。

URL: http://cyberleninka.ru/article/n/vozmozhnosti-radiatsionnoy-epidemiologii-pri-reshenii-problem-radiatsionnoy-bezopasnosti-meditsinskogo-oblucheniya

チェルノブイリ事故清算人にみられる神経精神的心理機能不全症候群

著者：ゴリナ　I.S.
典拠：モスクワ、２０００
キーワード：心理学、神経精神医学的余波、機能不全、リクヴィダートル

概要：我々の目的は、チェルノブイリ事故のリクヴィダートルに見られる高等神経の機能不全を研究し、神経心理学的症候群の構造と特徴を解明することである。

URL:http://www.dissercat.com/content/neiropsikhologicheskie-sindromy-narusheniya-psikhicheskikh-funktsii-u-uchastnikov-likvidatsi

チェルノブイリ事故の清算人の生活の質を改善するための合理的なアプローチおよび心理精神障害のストレス誘発性内因性危険因子

タイトル：チェルノブイリ事故の清算人の生活の質を改善するための合理的なアプローチおよび心理精神障害のストレス誘発性内因性危険因子

著者：スシュケヴィチ、アントン・ゲナヂェヴィチ

所収雑誌名：モスクワ、2006

キーワード：清算人 (リクビダートル), 治療とリハビリセンター, 精神神経疾患, オブニンスク市, 病態生理学, 生活の質, ストレス

URL:http://www.dissercat.com/content/stress-indutsirovannye-endogennye-faktory-riska-neiropsikhicheskikh-rasstroistv-i-ratsional-0

コンセプト、現象学、形成と補正の特性：身体障害を持つチェルノブイリ事故の清算人の病理の心理学

タイトル：コンセプト、現象学、形成と補正の特性：身体障害を持つチェルノブイリ事故の清算人の病理の心理学

著者：ビシネフスカヤ、バレンティナ・ペツロブナ

所収雑誌名：ミンスク、2004

キーワード：清算人、心身の病理学、現象学、形成の特性、緊急時の安全

URL:http://www.dissercat.com/content/psikhologiya-obraza-bolezni-u-uchastnikov-likvidatsii-posledstvii-avarii-na-chernobylskoi-ae

チェルノブイリ原発事故の影響を受けたリクビダートルの固形癌発生率における放射線リスクの評価（コホート研究1986~1996年）

タイトル：チェルノブイリ原発事故の影響を受けたリクビダートルの固形癌発生率における放射線リスクの評価（コホート研究1986~1996年）

著者： イワノフ　V.K.,　ラストプチン　E.M.,　ゴルスキー　A.I.,　マクシュートフ　M.A.,　マチャシュ　V.A.,　ツィブ　A.F.

典拠：「放射線とリスク」2001年No.12

キーワード： 固形癌、リクビダートル

概要：チェルノブイリ原発事故処理作業従事者の、悪性腫瘍発生率に関する情報分析。1986~1997年の基幹、ロシア国立医学放射線登録局が集めたデータ。

URL: http://cyberleninka.ru/article/n/otsenka-radiatsionnyh-riskov-onkologicheskoy-zabolevaemosti-solidnymi-rakami-sredi-likvidatorov-posledstviy-chernobylskoy

チェルノブイリゾーンでの作業後におけるリクヴィダートルの心理状態

著者：マトヴェイェヴァ　N.P.、カプラン　M.A.、ベリェホフ　V.V.
典拠：Радиация и риск（放射線とリスク）（国立放射線疫学レジストリ）、１９９９
キーワード：リクヴィダートル、心理状態

概要：チェルノブイリ事故処理に携わり身体的疾患を持つ作業員達の、事故後遠隔期における心理状態を研究する。チェルノブイリのリクヴィダートル群と、電離放射線関連事業従事者群を心理学的に比較研究する。MMPIテストやリュッシャーテストを用いた調査。

URL:http://cyberleninka.ru/article/n/psihologicheskiy-status-likvidatorov-v-otdalennyy-period-posle-okonchaniya-rabot-v-zone-chaes

チェルノブイリ緊急作業員における死亡例：放射線リスクの概算（予備的分析）

著者：Ｖ．Ｋ．イヴァノフ、Ａ．Ｉ．ゴルスキー、Ｍ．Ａ．マクシウトフ　他

典拠：Health Phys. — 2001. — Vol. 81, № 5. — P. 514–521.

キーワード：リクヴィダートル、悪性腫瘍、心臓血管疾患、傷害

概要：ロシア人の緊急作業員６５９０５人を含む４２６３０４人を１９９１～１９９８にわたって調査。この機関に４９９５の死亡例を確認。この内、統計学的に重大な放射線リスクを確認：悪性腫瘍（５１５例）、心臓血管疾患（１７２８例）。他の非腫瘍性疾患なども研究。

URL: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/11669204

チェルノブイリ事故被害者に見られる体性感覚障害の心理生理学的特徴

著者：Ｋ．Ｎ．ロガノフスキー

典拠：Fiziol Cheloveka. — 2003. — Vol. 29, № 1. — P. 122–130.

概要：体性感覚の異常を訴えるチェルノブイリ清算人１４５人（被曝線量：０．０５～３．５Gy）、健康体２０人、および心的外傷後ストレス症候群を患うアフガニスタン兵士５０人を心理精神学的に比較研究。ミネソタ多面人格テストを実施。精神障害、疲労症候群、器質性脳障害などを確認。

URL: http://link.springer.com/article/10.1023%2FA%3A1022069022557#

チェルノブイリ事故の１８年後における清算人達の精神衛生

著者：Ｋ．ロガノフスキー、Ｊ．Ｍ．ハヴェナアル、Ｎ．Ｌ．ティントル　他

典拠：Psychol Med. 2008, 38 (4): 481–488.

キーワード：精神衛生、清算人、ＰＴＳD、自殺、うつ病

概要：清算人はコントロールに比べて比較的高い比率のうつ病（18.0% v. 13.1%）と自殺念慮（9.2% v. 4.1%）を見せた。ＰＴＳＤの重度と被曝線量の関連性について記述。長期にわたる清算人の調査を実施。

URL: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18047772