原爆によって胎内被曝した生存者における放射線関連の重大な精神遅滞のしきい値:再分析
著者:M.オオタケ、W.J.シュル、S.リー
典拠:Int. J. Radiat. Biol. — 1996. — Vol.70, № 6. — P. 755–763.
キーワード:排卵後8~25週間、精神的効果
概要:排卵後8~25週目にイオン化放射線被曝した人々の発達脳において放射線の重大な影響を確認。特に8~15週目の被曝の影響は、重大な精神遅滞の発生率の著しい向上として現れる。
著者:M.オオタケ、W.J.シュル、S.リー
典拠:Int. J. Radiat. Biol. — 1996. — Vol.70, № 6. — P. 755–763.
キーワード:排卵後8~25週間、精神的効果
概要:排卵後8~25週目にイオン化放射線被曝した人々の発達脳において放射線の重大な影響を確認。特に8~15週目の被曝の影響は、重大な精神遅滞の発生率の著しい向上として現れる。
著者:H.コル、H.トルステン・ローデ、J.ベンダース 他
典拠:Int. J. Radiat. Biol. — 2001. — Vol. 77, № 5. — P. 567–580.
キーワード:胎内低線量被曝、海馬ピラミッド細胞
概要:低線量の胎内X線被曝による核DNAおよびミトコンドリアDNAへの長期的な影響、ならびにこれらの影響とニューロンの減少の関係はあまり知られていない。神経変性と統合失調症の関連性などについて議論。
著者:P.レスタエヴェル、L.グランドコラス、F.パケット 他
典拠:Neurotoxicology. ― 2008. ― Vol. 29, № 2. ― P. 343–348.
キーワード:CNS、セシウム137、炎症性サイトカイン、電気生理学的変化
本研究は、事故後のセシウム137被曝を伴った亜慢性的被曝は脳の炎症性および抗炎症性サイトカインとNO作動性の分子の変形を引き起こすことを初めて解明。この神経炎症性反応はセシウム137被曝後に見られる電気生理学的および生物化学的変化に関連すると考えられる。
著者:D.バズィカ、K.ロガノフスキー、I.イリエンコ 他
典拠:8th International LOWRAD Conference «The Effects of Low Doses and Very Low Doses of Ionizing Radiation on Human Health and Biotopes», 28–30 September 2009, Rio de Janeiro, Brazil. — P. 117
著者:M.L.モニエ、T.パルマー
典拠:Curr. Opin. Neurol. ― 2003. ― Vol. 16, № 2. ― P. 129–134.
キーワード:神経欠損、海馬機能障害
概要:被曝後における学習能力の低下および記憶力の欠損は長期に及ぶ幹細胞/前駆細胞の正常な機能の欠損によって起きる海馬機能障害の蓄積の産物であるかも知れない。本著では、幹細胞の機能障害を研究し、実験モデルおよび臨床を通じて幹細胞/前駆細胞の機能の修復方法を検証する。
著者:D.バズィカ、I.イリェンコ、K.ロガノフスキー 他
典拠:Abstracts of 17th ECDO Euroconference on apoptosis «Destruction, degradation and death cell death control in cancer and neurodegeneration», September 23–26, 2009, Institut Pasteur, Paris, France. — P. 63.
著者:I.ヤール、E.ロン、B.モダン 他
典拠:J. Neurol. Neurosurg. Psychiatry. — 1982. — Vol. 45, № 2. — P. 166–169.
キーワード:EEG、頭部白癬放射線治療
概要:幼少期に頭部白癬の放射線治療を受けた青少年44人とコントロール59人を比較研究。視覚分析においては目立った異常は確認されなかった。パワースペクトル密度関数解析は、照射された被写体間の、特にβ波の周波数において増加したパワー値を確認。(英語全文ウェブ上に公開)
著者:K.N.ロガノフスキー、、N.A.ズダニェヴィチ
典拠:CNS Spectr. 2013, 18 (2): 95–102.
キーワード:PTSD、脳血管性疾患、うつ病
概要:被曝後における心的外傷後ストレス障害は、精神病理、神経認知欠損、脳血管性疾患の併存、および脳アテローム性動脈硬化症と脳卒中によって特徴づけられる。福島第一原発事故の被害者の長期にわたる心理的・精神医学的支援システムの確立を奨励。
著者:K.N.ロガノフスキー、L.L.ズドレンコ
典拠:Clinical Neuropsychiatry. — 2012. — Vol. 9, № 5. — P. 187-194
キーワード:IQ,認知障害、ARS
概要:英語の全文ウェブ上に公開。
URL: http://www.clinicalneuropsychiatry.org/pdf/Loganovsky_sito.pdf
著者:K.N.ロガノフスキー、K.L.ユリイェフ
典拠:J. Neuropsychiatry Clin. Neurosci. — 2004. — Vol. 16, № 1. — P. 70–82.
キーワード:qEEG、生理神経学的マーカー、左前頭側頭卓越周波数減少
概要:1~5Gyの被曝をし、急性放射線疾患を患ったチェルノブイリ生存者の断面定量EEG研究。生理神経学的なマーカーを発見。脳、新皮質、および優位半球の高い放射線感受性を議論。
URL: http://neuro.psychiatryonline.org/article.aspx?articleID=101854