タグ「松の木」
著者:M.V.オフィセロフ、E.V.イゴニナ
典拠:雑誌“遺伝学”、2009
ISSN: 1022-7954
DOI: 10.1134/S1022795409020082
キーワード:ヨーロッパ赤松、遺伝子
概要:チェルノブイリ事故後、2004年に最初のポストメルトダウン世代の木から採取した種子からは、アイソザイム遺伝子の変異は検出されなかった。この種子から成長した木の苗の根の分裂組織における染色体異常は正常なレベルの範囲であった。ヘテロ接合の木から得られる種子の胚乳に、いくつかのアイソザイム対立遺伝子における変則が観察された。
URL: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19334615
著者:A.N.ペレヴォツキー、T.V.ペレヴォツカヤ
典拠:雑誌“放射能生物学、放射能生態学”、2012
ISSN:0869-8031
DOI: 10.1134/S0869803112030137
キーワード:森林汚染、セシウム137、モニタリング、松の集合体
概要:松の集合体の長年に及ぶ研究。森林モニタリングの最適化。モニタリングへの助言と展望。
URL: http://elibrary.ru/item.asp?id=17745990
著者:I.M.ブラヴィク
典拠:雑誌“生命活動の医学的・生物学的問題”、2011
ISSN:2074-2088
キーワード:セシウム137、松の林分、森林、カリウム性肥料
概要:ヨーロッパ赤松(Pinus sylvestris L.)に用いるカリウム性肥料の影響を紹介。カリウム性の肥料が成長過程の、並びに成熟したヨーロッパ赤松に与える放射能生物学的な影響を確認。
URL: http://elibrary.ru/item.asp?id=16519243
著者:A.N.ペレヴェロツキ、I.M.ブリャヴィク、T.V.ペレヴォロツカヤ、L.A.パスクロプコ、S.N.アンドルシュ
典拠:雑誌“放射能生物学、放射能生態学”、2007
doi: 10.1134/S0869803107040091
ISSN: 0869-8031
キーワード:セシウム137、ストロンチウム90、松、土壌
概要:異なる地理的条件下に分布する松(PINUS SILVESTRIS L.)に蓄積するセシウム137とストロンチウム90の特徴。放射能汚染の多様性。湿度の増加は、セシウムの蓄積量を増加させ、ストロンチウムの蓄積量を減少させる。
URL: http://elibrary.ru/item.asp?id=9534734
タイトル:チェルノブイリ発電所周辺の近位ゾーンにおけるヨーロッパアカマの組織学的変化
著者:スクテルードL., ゴルツォヴァN. I., ノイマンR., シッケランドT., リンドモT.
典拠:全体環境科学、157巻、1997年12月、387-397頁。
DOI:http://dx.doi.org/10.1016/0048-9697(94)90602-5
キーワード:組織学、マツ、放射線量、影響、放射能、チェルノブイリ
概要:1990年9月に、1986年のチェルノブイリ原発(NPP)事故による放射性降下物で異なるレベルで被ばくした3つの場所にあるヨーロッパアカマツから木材や樹皮のサンプルを採取した。最も被ばくした場所の木材の断面では1986年の年輪における明らかな組織学的変化、4月26日の事故の結果が見られた。年輪の幅は事故後に減少しており、年輪における秋材の相対的な幅は1986年に一時的に増え、その後1987年には減少した。1987年には、場所ごとの汚染に関連して垂直樹脂管の数の増加が観察され、放射線数はより汚染度が高い二か所で減少していた。樹皮中の放射性核種の含有量は木材中の損傷の程度と相関していることが分かった。様々なタイプの放射能汚染からの寄与についていくつかの仮説があるが、結果は「クラウドγ」および堆積放射能(βとγ)双方が重要であることを示した。本研究は、異なる線量率や質の異なる放射線への被爆後の線量・影響関係の詳細な研究によって、In situにおける電離放射線の時間記録微分線量計としての松の有用性を立証できる可能性を示唆している。
URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/0048969794906025