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タイトル:チェルノブイリ事故による放射性セシウムの高い沈着後のブリャンスク地方(ロシア)住民の1990年-2000年における外部および内部被爆
著者;トムベルグC., ヴェサネンR., ウォルストラムE., ズヴォノヴァI., イェスコT., バロノフM., マットソンS.
典拠:Radiation and Environmental Biophysics、44巻、2号、97-106頁。
doi: 10.1007/s00411-005-0007-2
キーワード:放射性セシウム、ブリャンスク
概要:1990年、ロシアのブリャンスク州西部のノヴォジプコフ市周辺の高度汚染地域の住民から選ばれたグループに対する実効線量の独立推定値を出すために北欧・ロシア共同プロジェクトが立ち上がった、住民はセシウム137の初期汚染レベルである0.9~2.7MBqm−2を持つ6つの村に住んでいた。ある村は除染されており、それ以外は除染されていなかった。学童も成人もこの調査に参加した。
URL:http://link.springer.com/article/10.1007/s00411-005-0007-2
タイトル:ポリイオンコンプレックスを固定化剤として用いる土壌表層の放射性セシウムの除去福島県飯舘村における除染試験の速報
著者: 長縄 弘親, 熊沢 紀之, 斉藤 浩, 柳瀬 信之, 三田村 久吉, 永野 哲志, 鹿嶋 薫, 福田 達也, 吉田 善行, 田中 俊一
所収雑誌名:日本原子力学会和文論文誌, 公開日 2011/09/27
DOI: http://dx.doi.org/10.3327/taesj.J11.017
キーワード:ポリイオンコンプレックス, 除染, 汚染地域, 飯舘村, 放射性セシウム
URL:https://www.jstage.jst.go.jp/article/taesj/advpub/0/advpub_J11.017/_article/cited-by
タイトル:チェルノブイリで汚染された湖への塩化カリウムの適用:水生生態系における放射性セシウムの動態のモデル化と魚の汚染除去
著者:スミスJ. T., クヂェルスキーA. V., リャボフI. N., ハッデリングR. F., ブルガコフA. A.
典拠:Science of The Total Environment、305巻、1-3号、2003年4月15日、217-227頁。
DOI:http://dx.doi.org/10.1016/S0048-9697(02)00477-1
キーワード:チェルノブイリ、魚、放射性セシウム、対策
概要:本研究では、チェルノブイリで汚染された湖の魚における放射性セシウム(セシウム137)の生物蓄積を低減するための湖全体での実験についてテストを行った。チェルノブイリで汚染された地域の多くの湖では、魚に含まれる放射性セシウムの放射能濃度は、人間の消費が許容される限度よりまだかなり高い(種によって最大100倍に上る)。何ら対策がなされてない中、これらの地域の魚におけるセシウム137の衰退の長期見積もりの推計から、今後50〜100年の間、いくつかの湖の魚における放射能は消費が許容される限度以上であり続ける可能性があることが分かった。1998年2月に、我々はコスチコビッチ地区のスヴャトエ湖に15トンの塩化カリウムを適用した。湖への塩化カリウム肥料の追加によって、複数種の魚におけるセシウム137の放射能濃度は対策前の値の約40%減少した。スヴャトエ湖とは対照的に、4つの制御された湖の魚におけるセシウム137の放射能濃度は研究期間に系統だった減少を示さなかった。湖沼におけるセシウム137移行の簡略化モデルは、湖のカリウム濃度のこうした大きな変更の結果生じた水中と魚のセシウム137の変化を「ブラインド」状態で見事に予測した。実験は湖全体の生態系におけるカリウム(放射性セシウムの主なライバルとなるイオン)の主要な摂動に対する放射性セシウムの動態の予測モデルの初のテストを示している。
URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0048969702004771
タイトル:チェルノブイリで汚染された魚の放射性セシウム濃度の要因:カリウムの影響調査および以前開発されたモデルの「ブラインド」テスト
著者:J. M. スミス、A. V. クデルスキ、I. N. リャボフ、R. H. ハデリンフ
典拠:環境放射能誌、48(3)、359‐369頁、2000年5月。
デジタルオブジェクト識別子: 10.1016/S0265-931X(99)00089-2
キーワード:放射性セシウム、魚、チェルノブイリ、モデル化
概要:ロシア、ベラルーシ、ウクライナの10の湖における異なる種類の魚の放射性セシウムの濃度係数(CF)が、チェルノブイリ事故から6年後と11年後の間に測定された。魚のCFと湖水のカリウムイオン濃度との間に、明確な反比例の関係が見られた。
URL: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0265931X99000892