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タグ「放射性ストロンチウム」

ストロンチウム90とセシウム137によって汚染された土壌表層の除染方法

著者:A.M.クロパチェフ、I.I.クロパチェフ

典拠:特許:15.12.2004、ペルミ 特許所有者;ペルミ国立大学

キーワード:土壌、セシウム137、ストロンチウム90、化学的除去、植物

概要:除染は化学物質の土壌への注入から成る。表土を、KCl、KNO、もしくは3KMgCl3.6-H2O(200kg/ヘクタール以上)を含む石灰石またはドロマイト小麦粉(5~6トン/ヘクタール)で覆う。その後、以上の土壌で異なる種の多年草を栽培する。多年草は秋に刈り取られ貯蔵庫に保管される。結果、放射性核種の移動を阻止する。

URL: http://www.findpatent.ru/patent/227/2278428.html

水溶液から放射性ストロンチウムを抽出する方法

著者:V.A.アヴラメンコ、E.V.カプルン、T.A.ソコルニツカヤ、V.V.ジェレゾフ、A.A.ユフカム、S.Yu.ブラツカヤ

典拠:特許、20.07.2002、ウラジオストク 特許所有者:ロシア科学アカデミーの研究所、化学研究所、ロシア科学アカデミー極東支部

キーワード:ストロンチウム、水溶液、除去

概要:本発明は、放射性ストロンチウムの吸着性除去を用いた水溶液の洗浄に特化する。高硬度の塩を含む溶液や、複雑な化学組成をもった液体放射性廃棄物からストロンチウムを抽出する際に用いられる。除染は、1.吸着と、2.吸着-試薬剤によるストロンチウムの共沈によって構成される。

URL: http://www.findpatent.ru/patent/218/2185671.html

放射性液体廃棄物の処理方法

著者:R.A.ペンジン、V.C.シェプトゥノフ、B.M.レソヒン、V.K.ブリギン、S.V.ペトロフ

典拠:特許、27.05.1998、モスクワ 特許保有者:R.A.ペンジン

キーワード:液体廃棄物、セシウム、ストロンチウム、濾過、除染

概要:多様な構造の原子炉から発生する放射性液体廃棄物の化学的処理方法。セシウムとストロンチウムを含有する液体廃棄物は、以下の段階を経て処理される:

・予備処理:メカニカル・クリーニング、ウルトラフィルトレーション、マイクロフィルトレーション

・遷移金属(銅、ニッケル、コバルト、多孔質無機担体)のフェロシアン化物に基づく無機選択吸着剤による濾過

・逆浸透膜(モジュール)による濾過(塩濃度:1g/l)→凝縮と透過へ分離→後処理

後処理:合成ゼオライト、六方晶系の菱沸石、または単斜晶系天然ゼオライトによる濾過。これらは“CM-SELEX”改質ゼオライトとして用いられる。

URL:http://www.findpatent.ru/patent/211/2112289.html

チェルノブイリから5年後、南ウクライナのヒトの歯におけるストロンチウム90の濃度

タイトル:チェルノブイリから5年後、南ウクライナのヒトの歯におけるストロンチウム90の濃度

著者:クレフY. D., ポリカルポフG. G., プリゴヂェイE. V., アシマコポウロスP. A.

典拠:全体環境科学、155巻、3号、1994年10月28日、215-219頁。

DOI: http://dx.doi.org/10.1016/0048-9697(94)90500-2

キーワード:放射性ストロンチウム、チェルノブイリ事故、ヒトの歯

概要:1990~1991年南ウクライナで収集した約1000のヒトの歯におけるストロンチウム90濃度を測定した。歯はドナーの年齢と性別によって18のサンプルにグループ分けされた。測定されたストロンチウム90濃度のレベルは、1960年代半ばおよび1970年代半ばに測定されたものより10倍低かった。興味深いデータ特徴としては、25~45歳の男性集団において汚染レベルの3倍の高さが見られたことである。この異常に対する可能な説明としては、この年齢層にはチェルノブイリ事故直後に破壊された原子力発電所の周囲30Kmゾーン内のクリーンアップ作業に動員された男性がかなりの数含まれていることが挙げられる。

URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/0048969794905002

チェルノブイリ原子力発電所から3.5キロメートルの地点で収穫された新鮮な牧草を与えられた乳牛へのセシウム137とストロンチウム90の移動

タイトル:チェルノブイリ原子力発電所から3.5キロメートルの地点で収穫された新鮮な牧草を与えられた乳牛へのセシウム137とストロンチウム90の移動

著者:N. A. ベレスフォード、S. ガシュチャク、N. ラザレフ、A. アルヒポフ、Y. チョルヌィ、N. アスタシェヴァ、N. アルヒポフ、(…)N. ブロフ

典拠:環境放射能誌、47(2)、157‐170頁、2000年1月。

デジタルオブジェクト識別子: 10.1016/S0265-931X(99)00037-5

キーワード:ミルク、牛、放射性セシウム、放射性ストロンチウム、バイオアベイラビリティ、チェルノブイリ立入禁止区域

概要:微粒子状の放射性降下物によって汚染された牧草から乳牛へのセシウム137とストロンチウム90のバイオアベイラビリティと移動を決定するため、1993年夏に実施された研究について取り上げられている。調査対象の牧草地は、チェルノブイリ原子力発電所から3.5キロの位置にあった。セシウム137(0,23)の真吸収係数(At)は、以前推定された、根元からの吸収によって植生に取り込まれる放射性セシウム値よりもかなり低いことが分かった。

URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0265931X99000375

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