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チェルノブイリ事故と認知機能:幼児避難者の19歳時におけるフォローアップ調査

タイトル:チェルノブイリ事故と認知機能:幼児避難者の19歳時におけるフォローアップ調査

著者:タオルミナD. P., ロゼンブラットS., グエイL. T., グルズマンS. F., カールソンG. A., ハヴェナーJ. M., ザホジャV., コトフR., ブロメットE. J.

典拠:Psychol Med.、2008年4月、38(4)、489-97頁。

doi: 10.1017/S0033291707002462

キーワード:チェルノブイリ事故、神経心理学、放射線、ウクライナ、ヤングアダルト

概要:チェルノブイリでのメルトダウン後に放射能被ばくした幼児における認知学的および学術的影響については盛んに議論されてきた。欧米による調査では有害な影響は生じでいないというが、地元の研究では被ばくしていない子どもと比較すると、被ばくした子どもにおいては認知機能障害の増加が報告されている。我々の初期研究では、11歳時においては、幼児もしくは胎児の時にキエフに避難してきた300名の子どもたちの学校の成績と神経心理学的性能は300名の同級生対照群と類似していたが、避難してきた母親たちの多くは自分の子どもに記憶障害があると確信していた。本研究では、19歳児における子どもたちの行動および学力について再調査を行った。

URL:http://journals.cambridge.org/action/displayAbstract?fromPage=online&aid=1775156

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