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北スコットランドの海洋環境におけるチェルノブイリの影響

タイトル:北スコットランドの海洋環境におけるチェルノブイリの影響

著者:マーティンC. J., ヒートンB.

典拠:環境放射能ジャーナル、9(3)、209-221頁、1989年1月。

デジタルオブジェクト識別子:10.1016/0265-931X(89)90045-3

キーワード:海洋環境、スコットランド、放射性核種

概要:海藻や貝類における放射性核種137Cs、134Cs、106Ru、103Ruおよび110mAgの蓄積についてチェルノブイリ事故後の数か月間調査した。一連のデータは、放射能汚染を監視するための生物指標としての海洋生物の性能について情報を提供してくれる。ヒバマタにおけるCs、RuおよびAgといった放射性核種の濃度は、それぞれ57日、80日および210日の生物学的半減期で減少した。カサガイにおけるCsおよびRuといった放射性同位体の生物学的半減期は40日および180日だったが、110mAgのレベルの減少は放射性崩壊から期待されていたよりも少なかった。北および東海岸の海洋生物における110mAgの濃度は、おそらく近くの土地からの流出の拡張の違いによるものと思われるが、西におけるそれよりかなり高かった。1986年6月における海表の泡における放射性核種のレベルは海水中よりも数千倍高かった。

URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/0265931X89900453

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