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原子力事故の場合の幼児および胎児の甲状腺の保護

タイトル:原子力事故の場合の幼児および胎児の甲状腺の保護

著者:ワニスM., ヒンディーE., ガレP.

典拠:小児科アーカイブ、4(5)、473-479頁、1997年5月。

デジタルオブジェクト識別子:10.1016/S0929-693X(97)86679-1

キーワード:原子力事故、甲状腺がん、小児、ヨウ化予防、ヨウ素

概要:…1954年のマーシャル諸島および1986年のチェルノブイリにおける原子力事故後の合併症の分析によって、新生児および幼少児が主に癌(乳頭癌)と甲状腺機能低下症の合併症の高いリスクを持っていることが示された。ベラルーシの最被爆地域において、小児甲状腺がんの発生率が約100倍にも上昇した。一方、ネバダ砂漠の核実験で被爆したユタの子どもたちの調査によって、軽度の放射性ヨウ素被ばく後にはリスクは高くないことが示された。安定ヨウ素に起因する合併症のうち、一定時間経口摂取に関わった者のみ考慮すべきである。核医学の経験と科学文献に基づき、成人においてはこのリスクはわずかだが、子どもたちにおいてはそうでない…。

URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0929693X97866791

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