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ベオグラードの環境における動物由来の食品の放射生態学調査

タイトル:ベオグラードの環境における動物由来の食品の放射生態学調査

著者:ヴィトロヴィチG., グルドヴィチS., ミトロヴィチB., オブラドヴィチM., ペトルイキチB.

典拠:日本獣医研究ジャーナル、57(3)、169-173頁、2009年11月。

キーワード:食品、動物、ベオグラード、セシウム137

概要:2007年5-6月および2008年5-6月の間にセルビアのベオグラードの環境から採られた異なる食物連鎖サンプル中のカリウム40、ウラン238、トリウム232とセシウム137の放射能濃度をガンマ分光法を使って測定した。比較的高いカリウム40とセシウム137の放射能が土壌中で検出された。諸結果から、チェルノブイリ事故から20年経ってもベオグラードの環境にはセシウム137があることが示された。しかし、飼料、動物性食品およびバイオ指標のサンプル(野生動物や魚の肉)においては、原始放射性核種の放射能濃度とセシウム137は低く、検出限界を下回っていた。これらの実験の結果が示しているのは、ベオグラード周辺の自然環境から採取して調査された動物製品の放射能は安全だということである。

URL:http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20025125?dopt=Abstract

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