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チェルノブイリ事故後、甲状腺がんのステージが進行しているベラルーシの子供における放射性ヨウ素治療の結果

タイトル:チェルノブイリ事故後、甲状腺がんのステージが進行しているベラルーシの子供における放射性ヨウ素治療の結果

著者:C. ライナース、J. ビコ、E. P. デミドチク、Y. E. デミドチク、V. M. ドロズド

典拠:国際会議シリーズ、1234、205‐214頁、2002年5月。

デジタルオブジェクト識別子:10.1016/S0531-5131(01)00610-0

キーワード:小児甲状腺がん、チェルノブイリ、放射性ヨウ素治療

概要:甲状腺の電離放射線への被ばくによってがんのリスクは高まる。外部被ばく後の平均過剰相対リスクは約8グレイに上るが、放射性ヨウ素への被ばく後この相対リスクは半減する。そのリスクは新生児と5歳未満の幼児において最大であり、青年においては中間、成人においてはあるかなしかである。それ自体約80%の相対発生率をもつ甲状腺乳頭がんは、小児期および青年期における甲状腺がんの典型である。しかし放射性ヨウ素の被ばく後は、その相対頻度は100%近くに上昇する。左右両側の併発、多中心的成長、および癌が甲状腺に限定されない点は、放射線誘発甲状腺がんに特徴的であると思われる。これまで、チェルノブイリ事故の後の1990年から2000年の間に、15歳未満の子どもにおける甲状腺がんが約1500件報告されている…

URL: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0531513101006100

 

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