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チェルノブイリ事故後のロシアにおける甲状腺がんの発生のダイナミクス

タイトル:チェルノブイリ事故後のロシアにおける甲状腺がんの発生のダイナミクス

著者:V. K. イヴァノフ、A. I. ゴルスキ、A. F. ツィブ、M. A. マクスィトフ、E. M. ラストプチン

典拠:放射線防護学会誌、19(4)、305‐318頁、1999年12月。

デジタルオブジェクト識別子:10.1088/0952-4746/19/4/302

キーワード:

概要:本稿では、チェルノブイリ後もっとも汚染されたロシアの地域における甲状腺がんの発生率の分析を行った。本研究で使用したのは、ブリャンスク、カルーガ、オリョールおよびトゥーラ州の発生率(5298,000人)のデータである。全体として、1982年から1995年における甲状腺がん2599の症例について検討した。そのうち143例では、1986年の事故時に小児または青年層に属していた。本研究で用いたアプローチは、診断時の年齢および被ばく時の年齢による甲状腺がん症例の分布比較に基づいている。その結果、1991年以降、小児および青年における症例の割合が増して、発生率の年齢構成が大幅に変更したことが分かった 。

URL: http://iopscience.iop.org/0952-4746/19/4/302/

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