チェルノブイリ原発事故の健康被害に対する病理学者の見解： 腫瘍
タイトル：チェルノブイリ原発事故の健康被害に対する病理学者の見解： 腫瘍
著者： ルーシニコフ E.F.
典拠：雑誌「医療放射線と放射線の安全性」No.1 15巻 2008年
ISSN: 0025-8334
キーワード：健康被害、腫瘍
概要：チェルノブイリ原発事故の健康被害調査：癌の発生率と死亡率。チェルノブイリ原発事故と関わりのある地域とない地域での癌の発生率と死亡率の差異は顕著である。
タグ「腫瘍」
甲状腺の芽細胞発癌：理論と実際
タイトル：甲状腺の芽細胞発癌：理論と実際
著者：高野徹
典拠：がん生物学セミナー、17(3)、233-240頁、2007年6月。
デジタルオブジェクト識別子：10.1016/j.semcancer.2006.02.001
キーワード：新生物、幹細胞、甲状腺、遺伝子発現、胎児細胞研究
概要：…胎児の甲状腺において支配的である。この事実が示しているのは…エストロゲンが胎児の甲状腺の容積を増加させる助けとなるかもしれない…仮説…。第一に、チェルノブイリ事故において、放射性…成人における甲状腺癌誘発乳頭を誘導する能力…
URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1044579X06000228
放射線誘発甲状腺乳頭癌における染色体ブレークポイントの輪郭描写
タイトル：放射線誘発甲状腺乳頭癌における染色体ブレークポイントの輪郭描写
著者：ウェアーH.-U. G., 伊藤裕子、クワンJ., スミダJ., ウェアーJ. F., ヒーバーL., リューC.-M., レーマンL., ワンM., カサビアンH. J., ツォンH., オブライエンB.
典拠：遺伝子2011、2、397-419頁、 [PDF-768K]、2011年7月。
デジタルオブジェクト識別子：10.3390/genes2030397
キーワード：チェルノブイリ、腫瘍性疾患、甲状腺乳頭癌、転座、分子細胞遺伝学、ブレークポイント描写、蛍光in situハイブリダイゼーション、細菌人工染色体
概要：…腫瘍および甲状腺乳頭癌（PTC…諸地域。キーワード：チェルノブイリ、腫瘍性疾患、甲状腺乳頭癌、転座、分子…チェルノブイリ事故後のPTCの症例研究…放射線誘発幼年期の甲状腺癌：S96T…
URL:http://www.mdpi.com/2073-4425/2/3/397/pdf-vor
いかに我々は偶然発見した甲状腺結節を管理するか？
タイトル：いかに我々は偶然発見した甲状腺結節を管理するか？
著者：S. R. アスピノール、S. G. S. オング、M. S. J. ウィルソン、T. W. J. レナード
典拠：外科医、印刷中、校正済、2013年1月。
デジタルオブジェクト識別子：10.1016/j.surge.2012.11.004
キーワード：甲状腺、甲状腺結節、甲状腺がん、超音波検査、細胞学
概要：…表1：歴史上にみる甲状腺がんの危険因子。甲状腺がんのリスク因子。前頭部および頸部への照射。チェルノブイリなどによる放射性降下物への被ばく。甲状腺髄様がんや多発性内分泌腫瘍の家族歴…
URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1479666X12001230
チェルノブイリ事故の長期的な健康影響の推定
タイトル：チェルノブイリ事故の長期的な健康影響の推定
著者：E. カーディス［国際がん研究機関、リヨン(フランス)］
典拠：1996年7月DOE科学技術情報
キーワード：56の生物学および医学、応用研究、54の環境科学。 チェルノブイリ4号原子炉、放射線事故、腫瘍、確率推定、ヒトの集団、生物学的放射線影響、甲状腺、ベラルーシ、ロシア連邦、ウクライナ、疫学、セシウム137
概要：…これらの増加を、それぞれの2つのグループにおいて予測されるがん41,500件および433,000件というバックグラウンドとなる数に対して疫学的に検出することは困難であろう。チェルノブイリ事故による集団被ばくは、日本の原爆生存者におけるものとは種類やパターンが異なる。したがって、これらの集団の調査から得られた予測は不確実である。甲状腺癌の発生率の程度は推測されていなかった。事故から10年が経過しただけだが、人口の健康状態の継続的な監視においては公衆衛生上の影響を評価することが不可欠である。
URL:http://www.osti.gov/bridge/product.biblio.jsp?query_id=2&page=0&osti_id=381695
小児におけるチェルノブイリ事故後の甲状腺がん
タイトル：小児におけるチェルノブイリ事故後の甲状腺がん
著者：L. レーナルト、A. オーレンゴ
典拠：ベスト・プラクティス＆リサーチ臨床内分泌学＆代謝、14(4)、667-677頁、2000年12月。
デジタルオブジェクト識別子： 10.1053/beem.2000.0109
キーワード：チェルノブイリ、事故、放射線、子ども、甲状腺がん、甲状腺腫瘍／遺伝学、がん、乳頭状／遺伝学、分子配列データ、突然変異/ 遺伝学、遺伝子再構成、ウクライナ、ベラルーシ
概要：チェルノブイリ原発事故から早くも4年後にベラルーシとウクライナで観察された幼年期の甲状腺がんの劇的な増加が、放射性ヨウ素の降下物に被ばくした結果であることはよく認識されている。汚染と線量測定データに関する不確定要素は残っている。被ばく小児甲における甲状腺結節、頸部リンパ節または体系的な超音波甲状腺スクリーニングによって導かれた診断は…
URL: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1521690X0090109X
放射線誘発甲状腺乳頭がんにおける染色体切断点の描写
タイトル：放射線誘発甲状腺乳頭がんにおける染色体切断点の描写
著者：H. -U. G. ウェアー、伊藤裕子、J. クワン、J. スミダ、J. F.ウェアー、L. ヒーバー、C. -M. リュー、L. レーマン、M. ワン、H. J. カサビアン、H. ゼン、B. オブライエン
典拠： [PDF-770K]、2011年7月。
キーワード：チェルノブイリ、腫瘍性疾患、甲状腺乳頭がん、転座、分子細胞遺伝学、切断点描写、蛍光in situハイブリダイゼーション、細菌人工染色体
概要：…腫瘍および甲状腺乳頭がん（PTC…地域。キーワード：チェルノブイリ、腫瘍性疾患、甲状腺乳頭がん、転座、分子…PTCのチェルノブイリ後のケースの研究…放射線誘発性の幼児期の甲状腺がん：…としてのS96T…
子どもの甲状腺がん：ロイヤル・マースデン病院の経験
タイトル：子どもの甲状腺がん：ロイヤル・マースデン病院の経験
著者：D. ランドー、L. ヴィニ、R. アハーン、C. ハーマー
典拠：ヨーロッパがんジャーナル、36(2)、214-220頁、2000年1月。
デジタルオブジェクト識別子：10.1016/S0959-8049(99)00281-6
キーワード：甲状腺、新生物、幼年時代
概要：…頸部郭清；TB、甲状腺床；CR、完全奏効； PR、部分…はじめに、甲状腺のがんは小児では稀である…チェルノブイリ原子力発電所…後の照射…しかし、幼年期の甲状腺がんは…
URL: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0959804999002816
イングランド北部の小児および若年成人における甲状腺がん。チェルノブイリ事故に関連して発生率が増加しているか？
タイトル：イングランド北部の小児および若年成人における甲状腺がん。チェルノブイリ事故に関連して発生率が増加しているか？
著者：S. J. コッテリル、M. S. ピアース、L. パーカー
典拠：ヨーロッパ癌ジャーナル、37(8)、1020‐1026頁、2001年5月。
デジタルオブジェクト識別子：10.1016/S0959-8049(00)00449-4
キーワード：甲状腺腫瘍、小児がん、若年成人、ヨウ素の放射性同位元素、原子力事故
概要：イングランド北部の若年層（<25歳）における1968年から1997年の間の甲状腺がんの発生率を分析し、発生率の変化がチェルノブイリ原発事故による放射性降下物の空間的・時間的分布と一致するかどうかを検証するために、甲状腺がんの人口ベースのデータを北部地域青少年の悪性疾病登録から入手した。乳頭がんまたは濾胞がんに分けての甲状腺がんの発生率について、1968年から1986年におけるものと、1987年から1997年のものを比較した。 …発生率のこうした時間的·空間的変化は、高年齢層より若い年齢層により大きな影響を与えていることが予測されるとはいえ、チェルノブイリ事故との因果関係を示している。しかし確認方法の改良や腫瘍の早期発見といった諸要素が発生率の増加に寄与している可能性もある。…
URL: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0959804900004494
フィンランドの子どもと若者においてはチェルノブイリ事故による甲状腺がんの増加はなかった
タイトル；フィンランドの子どもと若者においてはチェルノブイリ事故による甲状腺がんの増加はなかった
著者：A. ブット、P. クルティオ、S. ヘイナヴァラ、A. アウヴィネン
典拠：ヨーロッパがんジャーナル、42(8)、1167-1171頁。
デジタルオブジェクト識別子： 10.1016/j.ejca.2006.03.006
キーワード：放射線の影響、甲状腺腫瘍、発生率、チェルノブイリ、フィンランド
概要：本研究の目的は、1986年のチェルノブイリ事故による放射性降下物が、フィンランドの子供と若者の間における甲状腺がんの発生率に影響を与えたか否かを評価することであった。まず全体を、甲状腺線量が0.6ミリシーベルトより少ない者と0.6ミリシーベルトを超える者に2分した。甲状腺癌の累積発生率は、1986年時点の0-20歳の人口1,356,801人中のフィンランドのがん登録者から特定した。チェルノブイリ以前の期間(1970-1985年)においては、基礎甲状腺癌発生率の明確な違いは一切見られなかった (レート比 0.95, 95% 信頼区間 0.81–1.10)。ポスト・チェルノブイリの期間（1991年から2003年）においては、甲状腺がんの発生率は、被爆の少ない集団よりも、より被爆を受けた集団の方が低かった(レート比 0.76, 95% 信頼区間 0.59–0.98)。結果としては、チェルノブイリ事故による放射線被爆に関連した甲状腺がんの発生率のいかなる増加も認められなかった。
URL: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0959804906002358