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イングランド北部の小児および若年成人における甲状腺がん。チェルノブイリ事故に関連して発生率が増加しているか?

タイトル:イングランド北部の小児および若年成人における甲状腺がん。チェルノブイリ事故に関連して発生率が増加しているか?

著者:S. J. コッテリル、M. S. ピアース、L. パーカー

典拠:ヨーロッパ癌ジャーナル、37(8)、1020‐1026頁、2001年5月。

デジタルオブジェクト識別子:10.1016/S0959-8049(00)00449-4

キーワード:甲状腺腫瘍、小児がん、若年成人、ヨウ素の放射性同位元素、原子力事故

概要:イングランド北部の若年層(<25歳)における1968年から1997年の間の甲状腺がんの発生率を分析し、発生率の変化がチェルノブイリ原発事故による放射性降下物の空間的・時間的分布と一致するかどうかを検証するために、甲状腺がんの人口ベースのデータを北部地域青少年の悪性疾病登録から入手した。乳頭がんまたは濾胞がんに分けての甲状腺がんの発生率について、1968年から1986年におけるものと、1987年から1997年のものを比較した。 …発生率のこうした時間的·空間的変化は、高年齢層より若い年齢層により大きな影響を与えていることが予測されるとはいえ、チェルノブイリ事故との因果関係を示している。しかし確認方法の改良や腫瘍の早期発見といった諸要素が発生率の増加に寄与している可能性もある。…

URL: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0959804900004494

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