タグ「子宮内暴露」
著者:ニャグ A.I.、ロガノフスカヤ T.K.、ロガノフスキー K.N.
典拠:УКР. МЕД. ЧАСОПИС (ウクライナ医学誌)、№2(16)III – IV、2000年
キーワード:子宮内における脳の損傷、チェルノブイリ事故
概要:急性子宮内被曝した子ども達の神経精神医学的状態を総合的に評価。チェルノブイリ事故時にプリピャチ市に居住し、妊娠中しており、事故後にプリピャチ市から避難した母親から生まれた子ども100人(1986年4月26日~1987年2月26日生)(基本グループ)を調査した。事故当時に母親がキエフに在住していた子供たち50人が比較研究対象(コントロール)となった。
URL:http://www.umj.com.ua/article/2187/nejropsixicheskoe-zdorove-vnutriutrobno-obluchennyx-detej-vsledstvie-chernobylskoj-katastrofy#en
著者:ゴロビェツ V.F.
典拠Радиация и риск(放射線とリスク)(国立放射線疫学レジストリ)、2011、第20巻
キーワード:子供、甲状腺疾患、子宮内被爆、ヨウ素131、コホート研究
概要:カルーガ州のフヴァストヴィチ、ジズドリンスキー、ウリヤノフスキー地区に住む、子宮内被爆した思春期以前の子供たちにおける甲状腺疾患を研究した。食物から摂取するヨウ素の不足が甲状腺疾患の要因であることを解明した。非被爆コントロールとの比較研究を行った。
URL:http://cyberleninka.ru/article/n/zavisimost-urovney-zabolevaemosti-neonkologicheskimi-zabolevaniyami-schitovidnoy-zhelezy-v-postnatalnom-periode-u-detey-iz-kaluzhskoy
著者:ゴロビェツ V.F.
典拠:Радиация и риск(放射線とリスク)(国立放射線疫学レジストリ)、2012年、第21巻
キーワード:子供、子宮内被爆、ヨウ素131、セシウム137、ヨウ素摂取
概要:カルーガ州のフヴァストヴィチ、ジズドリンスキー、ウリヤノフスキー地区に住む、子宮内被爆した思春期以前の子供たちにおける甲状腺疾患を研究した。食物から摂取するヨウ素の不足が甲状腺疾患の要因であることを解明した。他地域の住民との比較研究を行った。
URL:http://cyberleninka.ru/article/n/sravnitelnyy-analiz-zabolevaemosti-tireopatiyami-v-dopubertatnom-vozraste-detey-iz-kaluzhskoy-oblasti-obluchyonnyh-vnutriutrobno-za
著者:H.R.フリードマン、L.D.セレモン
典拠:Biol. Psychiatry. — 2010. — Vol. 68, № 1. — P. 108–111
キーワード:妊娠初期における被曝、統合失調症、マカクザル
概要:研究の結果、胎内被曝が成人における認知機能に損傷を及ぼすことが明らかになった。この研究結果は、統合失調症の病因を解明するにあたって有力な情報を提供する。
URL: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20399419
タイトル:妊娠中のストレッサーとしてのチェルノブイリ曝露と思春期の子孫における行動
著者:フイジンクA. C., ディックD. M., シヴォラE., プルキネンL., ローズR. J., カプリオJ.
典拠:Acta Psychiatrica Scandinavica、2007年、116(6)、438-446頁。
DOI: 10.1111/j.1600-0447.2007.01050.x
キーワード:ストレッサー、妊娠、子宮内曝露
概要:動物の調査によって、妊娠中のストレッサーへの曝露が子孫の行動障害に関わることが分かった。本研究の目的は1986年のチェルノブイリ事故における子宮内曝露、そしてその曝露によると考えられる母性不安の、14歳で観察された行動障害への影響について調査することである。
URL:http://europepmc.org/abstract/MED/17997723/reload=0;jsessionid=hGAqsKrHmmv8rx35ys6y.12
タイトル:子宮内または出生後の慢性暴露後、チェルノブイリ放射性降下物のセシウム137によって精巣ステロイド産生は変化しない。
著者:グリニャールE., ゲゲンY., グリソンS., ドゥブリヌI., グミロンP., ソウイディM.
典拠:Comptes Rendus Biologies、333巻、5号、2010年5月、416-423頁。
doi: http://dx.doi.org/10.1016/j.crvi.2010.02.003
キーワード:ステロイド産生、セシウム、慢性汚染、チェルノブイリ、子宮内曝露、出生後の慢性暴露
概要:精巣は放射性核種を含む汚染物質に特に敏感である。チェルノブイリ原発事故後、こうした放射性核種のいくつかが放出され、環境中に広がった。その後、子どもたちの内分泌系においてある種の障害が見られるようになった。これらの障害がセシウム137(137Cs)暴露によるものかどうかを検証するため、子宮内もしくは出生後における低線量の137Csによる慢性汚染の精巣ステロイド産生への影響をラットで調べた。汚染は9ヶ月間継続した。子宮内または出生後の汚染後では、ホルモン(17βエストラジオール、テストステロン、卵胞刺激ホルモン、黄体形成ホルモン)の循環レベルにおいては何の変化も見られなかった。精巣ステロイド産生におけるものを含むいくつかの遺伝子の発現が影響を受けたが(cyp19a1, fxr, sf-1)、タンパク質の発現または活性の変更はなかった。これらの結果は、偶発的な放射線量を受けた後、成長中の生物は分子レベルにおいてセシウム137汚染による影響を受ける可能性があることを示している。
URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1631069110000466
タイトル:原爆放射線への子宮内曝露と精神遅滞;再評価
著者:大竹正徳、ショルW. J.
典拠:British Journal of Radiology、1984年、57、409-414頁。
doi: 10.1259/0007-1285-57-677-409
キーワード:原爆、広島、長崎、精神遅滞
概要:広島と長崎で子宮内で原爆放射線被ばくした子どもたちにおける精神遅滞の有病率が胎児妊娠期間および組織線量を参考にして再評価された。妊娠0-8週間後ではリスクは無かった。前脳損傷のリスクが最も高いのは妊娠期間8-15週間で、神経要素の最も急速な普及、そして全てとは言えないがほとんどの増殖性のゾーンから大脳皮質への神経芽細胞の遊走が生じる時期である。全体的にみて、後続期間に比べ、これらの週におけるリスクは5倍以上である。臨月では、その後の精神遅滞の頻度として表される損傷は、胎児が受けた線量に直接関連していると考えられる。線形モデルは15週以降の放射線関連精神遅滞に完全に適用されるわけではなく、観測値は0しきい値が存在する可能性があることを示している。そのデータは、0.40% per cGy もしくは40% per grayという精神遅滞の発生確率と一致している。
URL:http://bjr.birjournals.org/content/57/677/409