タグ「小児甲状腺がん」
タイトル:チェルノブイリ関連の小児甲状腺がんの症例プレゼンテーションと臨床結果:我々は今何を知っているか?我々は未来に何を期待できるか?
著者:R. M. タトル、F. ヴァイスマン、M. D. トロンコ
典拠:臨床腫瘍学、23(4)、268-275頁、2011年5月。
デジタルオブジェクト識別子:10.1016/j.clon.2011.01.178
キーワード:チェルノブイリ、結果、放射線、甲状腺がん
概要:ここ20年以上に渡り、幼少期にチェルノブイリの放射性降下物を浴びたロシア、ウクライナ、ベラルーシ地域の若者において5000件近くの分化型甲状腺がんが診断、治療されてきた。診断においては、チェルノブイリ関連の小児甲状腺がんの60〜70%において臨床的に明らかな頸部リンパ節転移(N1)が見られ、10〜15%において遠隔転移(M1)が見られた。チェルノブイリ放射性降下物を浴びた後に発症した小児甲状腺がんの症例が特に際立つという初期報告にもかかわらず、今では、それらのケースのほとんどの初期発症と早期臨床経過は、非放射線関連の小児甲状腺がんおよび外部ビーム照射後に生じた甲状腺がんの双方と非常によく似ていることが分かってきた。…
URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0936655511002020
タイトル:チェルノブイリから15年後の甲状腺がん
著者:柴田義貞
典拠:ランセット、359(9321)、1947頁、2002年6月。
デジタルオブジェクト識別子:10.1016/S0140-6736(02)08753-6
キーワード:
概要:チェルノブイリ事故後に報告された小児甲状腺がんの増加の原因は…ではない…チェルノブイリで甲状腺検査を受けた地区…。笹川保健医療…検査時間…10人の少年に甲状腺がんが発見された…
URL: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0140673602087536
タイトル:530 ポスト・チェルノブイリの子供および青年の甲状腺がんの臨床面および外科治療
著者:I. V. コミッサレンコ、S. I. ルィバコフ、A. Y. コヴァレンコ、A. N. クヴァチェニュク
典拠:ヨーロッパがんジャーナル、31(別冊6)、S113頁、1995年11月。
デジタルオブジェクト識別子:10.1016/0959-8049(95)95784-4
キーワード:
概要:1980年から1994年の間に内分泌学・代謝研究所の外科クリニックで扱った子どもおよび青年の甲状腺がんの症例について遡及的に再検討した。甲状腺がん患者199名を対象とした。分析の結果、ウクライナにおいてチェルノブイリ事故後(1990年から1994年)に子どもたちの間で甲状腺がんの発生率が大幅に増加したが、その臨床的特徴と蚕食の高レベルによって際立っていることが明らかとなった…
URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/0959804995957844
タイトル:チェルノブイリ事故後のウクライナの子供たちにおける甲状腺がんの15年間の観測の概括
著者:N. D. トロンコ、T. I. ボグダノヴァ、I. A. リフタレフ、I. A. カイロ、V. I. シュパク
典拠:国際会議シリーズ、1234、77-83頁、2002年5月。
デジタルオブジェクト識別子: 10.1016/S0531-5131(01)00597-0
キーワード:甲状腺がん、小児、登録、被ばく線量、病理
概要:ウクライナの内分泌研究所代謝の臨床病形態学的レジスタのデータによると、ポスト・チェルノブイリの一定期間(1986年~2000年)ウクライナにおいて15歳以下の小児における甲状腺がんが472件報告された。うち431件はチェルノブイリ事故前に生まれた子どもたちで、11件は事故時に胎内にいた子どもたち、そして30件はチェルノブイリ事故後に生まれた子どもたちだった。最大件数(57)が報告されたのは1996年で、0歳から14歳までの子ども10万人あたり0.57人に上り、この年齢層のチェルノブイリ事故以前の平均発生率を11,4倍上回った。最も高い発生率が報告されたのは、放射性核種のヨウ素で最も汚染されたウクライナの6地域(キエフ州、チェルニゴフ州、ジトミル州、ロブノ州、チェルカースィ州、およびキエフ市)であった。…
URL: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0531513101005970
タイトル:イングランド北部の小児および若年成人における甲状腺がん。チェルノブイリ事故に関連して発生率が増加しているか?
著者:S. J. コッテリル、M. S. ピアース、L. パーカー
典拠:ヨーロッパ癌ジャーナル、37(8)、1020‐1026頁、2001年5月。
デジタルオブジェクト識別子:10.1016/S0959-8049(00)00449-4
キーワード:甲状腺腫瘍、小児がん、若年成人、ヨウ素の放射性同位元素、原子力事故
概要:イングランド北部の若年層(<25歳)における1968年から1997年の間の甲状腺がんの発生率を分析し、発生率の変化がチェルノブイリ原発事故による放射性降下物の空間的・時間的分布と一致するかどうかを検証するために、甲状腺がんの人口ベースのデータを北部地域青少年の悪性疾病登録から入手した。乳頭がんまたは濾胞がんに分けての甲状腺がんの発生率について、1968年から1986年におけるものと、1987年から1997年のものを比較した。 …発生率のこうした時間的·空間的変化は、高年齢層より若い年齢層により大きな影響を与えていることが予測されるとはいえ、チェルノブイリ事故との因果関係を示している。しかし確認方法の改良や腫瘍の早期発見といった諸要素が発生率の増加に寄与している可能性もある。…
URL: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0959804900004494
タイトル:イングランド北部の小児および若年成人における甲状腺がん。チェルノブイリ事故に関連して発生率が増加しているか?
著者:S. J. コッテリル、M. S. ピアース、L. パーカー
典拠:ヨーロッパ癌ジャーナル、37(8)、1020‐1026頁、2001年5月。
デジタルオブジェクト識別子:10.1016/S0959-8049(00)00449-4
キーワード:甲状腺腫瘍、小児がん、若年成人、ヨウ素の放射性同位元素、原子力
概要:イングランド北部の若年層(<25歳)における1968年から1997年の間の甲状腺がんの発生率を分析し、発生率の変化がチェルノブイリ原発事故による放射性降下物の空間的・時間的分布と一致するかどうかを検証するために、甲状腺がんの人口ベースのデータを北部地域青少年の悪性疾病登録から入手した。乳頭がんまたは濾胞がんに分けての甲状腺がんの発生率について、1968年から1986年におけるものと、1987年から1997年のものを比較した。 …
URL: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0959804900004494
タイトル:チェルノブイリ事故後、甲状腺がんのステージが進行しているベラルーシの子供における放射性ヨウ素治療の結果
著者:C. ライナース、J. ビコ、E. P. デミドチク、Y. E. デミドチク、V. M. ドロズド
典拠:国際会議シリーズ、1234、205‐214頁、2002年5月。
デジタルオブジェクト識別子:10.1016/S0531-5131(01)00610-0
キーワード:小児甲状腺がん、チェルノブイリ、放射性ヨウ素治療
概要:甲状腺の電離放射線への被ばくによってがんのリスクは高まる。外部被ばく後の平均過剰相対リスクは約8グレイに上るが、放射性ヨウ素への被ばく後この相対リスクは半減する。そのリスクは新生児と5歳未満の幼児において最大であり、青年においては中間、成人においてはあるかなしかである。それ自体約80%の相対発生率をもつ甲状腺乳頭がんは、小児期および青年期における甲状腺がんの典型である。しかし放射性ヨウ素の被ばく後は、その相対頻度は100%近くに上昇する。左右両側の併発、多中心的成長、および癌が甲状腺に限定されない点は、放射線誘発甲状腺がんに特徴的であると思われる。これまで、チェルノブイリ事故の後の1990年から2000年の間に、15歳未満の子どもにおける甲状腺がんが約1500件報告されている…
URL: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0531513101006100
タイトル:チェルノブイリ事故後のウクライナにおける甲状腺がん発生率の時間的推移
著者:W. F. ハイデンライヒ、T. I. ボグダノヴァ、A. G. ビリュコフ、N. D. トロンコ
典拠:放射線防護学会誌、24(3)、283-293頁、2004年9月。
デジタルオブジェクト識別子:10.1088/0952-4746/24/3/007
キーワード:
概要:1986年から1998年の期間に北部ウクライナで観察された幼年期の甲状腺がんの発生率を、被ばく後の時間、被ばく時の年齢、性別との関わりから検討した。結論として線量あたりの過剰絶対リスクが導き出され、約3年の最短潜伏期間後、少なくとも被ばく後9年間は直線的な増加を示し、被ばく年齢が15歳までの場合、それはほぼ一定であることが分かった。きわめて年少時に被ばくした女子においては、それは男子の約₂倍に上った。16歳から18歳までの間に被ばくした子どもにおいては、その比率はおよそ₅に上った。現在使用されているデータセット内の北部ウクライナの絶対リスクにおいては、幼い子どもの甲状腺が年上の者たちのそれと比べて放射線量に対してより敏感であるということはない。バックグラウンドが年とともに増加するに従い、一定の絶対リスクは相対リスクの減少を伴う。
URL: http://iopscience.iop.org/0952-4746/24/3/007/
タイトル:ポスト・チェルノブイリの小児甲状腺がんケースにおけるBAC-FISHアッセイによる複雑な染色体再編成の測定
著者:J. クワン、A. バウムガルトナー、C-M. ルー、M. ワン、J. F. ウェアー、H. F. ジチェールズバーガー、H-U. G. ウェアー
典拠:2009年3月。
デジタルオブジェクト識別子: 10.2172/983040
概要:…ポスト・チェルノブイリの小児甲状腺がんケース*ジョンソン・クワン…ウクライナ、チェルノブイリの原発事故……に続いて起こった甲状腺がんから準備された
キーワード:甲状腺がん、放射能、チェルノブイリ、染色体異常…
URL:http://www.osti.gov/bridge/product.biblio.jsp?query_id=2&page=0&osti_id=983040
著者:イグムノフ S. A. / ドロズドヴィチ V. V.
典拠:ヨーロッパ精神医学、13(増刊号4)、313頁、1998年1月。
デジタルオブジェクト識別子: 10.1016/S0924-9338(99)80644-0
概要:…チェルノブイリ事故後に現れた甲状腺ガン発症児の発達(臨床および線量測定…チェルノブイリ事故後に甲状腺ガンを発症した10~15歳児の個別のヨウ素131による甲状腺線量…
URL: : Descriptive epidemiology of thyroid cancer in France: Incidence, mortality and survival,